尼崎スポーツの森のコンセプトは
「森の親水空間」
※親水とは「水に触れたり、接したりして水に親しむこと」
河川での親水工事はコンクリート張りの護岸整備や水質汚濁が進んだことによって、失われてしまった川に人々を呼び戻すため、さまざまな自然型の川づくりによって、かつて私たちの身近にあった川の水に 触れらるような護岸整備が各地で進んでいます。
また最近では、単に「水に親しむ」ことだけでなく、公園を整備したり、魚類や昆虫などとの共存を目指した取り組みも親水活動の一環ととらえられるようになっています。
尼崎スポーツの森では森の中で子どもから高齢者まで、やさしく水とたわむれることができる施設運営を目指しています。
各世代と、幅広い使用目的に対応可能な充実の設備Facilities
尼崎スポーツの森は子どもから高齢者まで、 また、健康づくりから競技力向上まで、すべての世代と多様化する運動目的に対応できる施設を目指しています。
プール施設の他、若い世代を中心に人気の『フットサル』、高齢者の健康づくりスポーツとして定着した『グラウンド・ゴルフ』の施設も設け、国際公認『50メートル温水プール』は、冬期は『アイススケートリンク』として運営しています。
25メートル温水プールは国内最多の全14コースを持ち、国内の公認基準を満たしています。
この施設がより多くの人々に利用いただける様、子どもたちを安心して遊ばせる遊戯スペース『森のこども広場』や、温水プールの水深を設定できる可動床、水泳競技力向上に向けた最新鋭泳力解析システムであり、2001年福岡市で開催された世界水泳選手権大会で採用された泳力解析システムの技術を応用した『スイムストロークウォッチャー』を西日本地域で初導入いたしました。
育児、一般、競技者など、さまざまな視点から使用できる設備を導入しています。
トップレベルの選手はもちろん、水中歩行でのプール利用者にも活用し、データに裏付けられた本物のプログラム提供を図ってまいります。
まさに西日本地域を代表するスポーツコンプレックスであり、尼崎21世紀の森構想の目的とする「尼崎臨海地域の自然をよみがえらせ、魅力と活力のあるまちに再生していく新しいまちづくり」を支えるたくましい人材を育成する施設を目指します。
多くの人が利用できるよう、使用料金を低価格で設定Price
利用料金はこうした最新設備をもったスポーツ施設でありながら、できるだけ多くの方々に利用していただけるよう、公共的使命も鑑み、できる限りリーズナブルな料金体系としています。
多くの人々に愛され、利用されるスポーツ施設として、子どもたちの体力向上を育み、生活習慣病の抑止を目的とする成人の健康管理プログラム等を実践し、高齢者の健康寿命を延ばす一助になればと考えています。
これにより、地域の医療費が削減され、自治体の負担も軽減し、心も身体も、そして社会そのものも健康に、明るく健全なまちづくりが実現できると考えます。
「森」は、多くの生命が生まれ、つどい、いのちを育む場所です。
100年の後、尼崎に森ができた時、
そこにくらす尼崎の人々はみんな健康であってほしい。
私たちの施設運営の理念は、
尼崎21世紀の森構想の中にあります。